産後のむくみがひどい・・・!
足首や足の甲までパンパン・・・!
まるでゾウの足みたい・・・
妊娠中にもおこる体のむくみ。
出産すればすぐに治るかな~っと思っていたら、なかなかむくみが治まらない(´д`;)))
なんてお悩みありませんか?
産後のむくみは多くのママさんが経験している症状でもあります。
そんなむくみについて詳しくみて行きましょう(^^)
そもそも「むくみ」って?
成人の体は約6割が水分で構成されています。
水分は筋肉や内臓などの臓器の成分となるほか、血液やリンパ液などの体液となって体内を循環し、栄養素や老廃物を運ぶ働きをしています。
また、皮膚の下(皮下組織)に蓄えられた水分は体温を一定に保つ役割をしています。そして余分な水分は尿として排泄される仕組みになっています。
むくみとは、とくに皮下組織に異常に水がたまった状態のことで、医学用語では「浮腫(ふしゅ)」と呼ばれます。
むくみは顔をはじめ全身どこにでも起こりますが、重力の影響により、心臓より下、とくに足にあらわれることが多く見られます。
産後に感じるむくみの症状
むくみは体のさまざまな場所に現れます。
とくに以下のような症状は産後によく見られます。
- 足がむくんで出産前に履いていた靴が入らない
- いつもは寝れば治る足のむくみが治らない
- 見た目がゾウのような足になっていて足首がなくなる
- 顔がむくんで丸い
- 手指がむくんで指輪が入らない
足だけでなく顔や手などの通常ではむくみにくい場所もむくんでしまいます。
むくみの簡単チェック方★
自分がむくんでいるのかいまいちわからないという方もいるかと思います。
そこで簡単なチェック方法をご紹介します。
足のスネの骨の上の硬い部分を、指で10秒間押し続けるだけです。
その後5秒経過しても指の後が残っていればむくんでいる証拠。
足の甲の骨が見えない、足首のアキレス腱がくっきりと見えないなどもむくみの症状の1つです。
もし当てはまるようなら、むくんでいる可能性があるので、適切な対策をしていきましょう。
多くの産後のむくみは一過性のものですが、中には大きな病気が隠れているむくみもあります。
代表的なむくみをもたらす病気が、妊娠高血圧症候群です。
急激な体重増加や頭痛、高血圧などの症状とともに身体がむくんでいる場合は、医療機関を受診しましょう。
妊娠高血圧症候群では、産後であっても産褥子癪(さんじゅくしかん)という病気を発症する可能性がありますので油断は禁物です。
産後のむくみの原因
産後のむくみの原因は何なのでしょうか?
ホルモンバランス
出産後に起こる女性ホルモンの減少によるホルモンバランスの変化によって、むくみがおきることがあります。出産から産後にかけて、著しいホルモンの減少がおこります。症状が激しい人は更年期のような状態となる場合もあります。
体内の水分量の変化
出産によって女性の身体の水分量は大きく変動します。
分娩時には羊水が一度に体外に排出されて体内の水分量が急激に低下するため、身体が水分を過剰にため込もうとします。水分が排出されないと、足や顔などに水分が滞留してしまいます。
また、出産による出血や授乳によって、血液量が不足してしまうことも水分をため込みやすくなる要因のひとつでもあります。
骨盤内のリンパ損傷
産後のむくみの原因として多いのが、出産による骨盤内のリンパ損傷。
臨月でむくんでなくても出産後に足がパンパンにむくんでしまう人がいます。
赤ちゃんの頭は頭囲33cmとかなり大きく、産道を降りてくる時に鼠径リンパ節などを圧迫しながら下がってきます。分娩時間が長くなったとき、または急速遂娩といい短時間で出産に至った場合や、赤ちゃんの頭が特に大きい時などに見られます。
医学用語でリンパ浮腫(注1)に似たような状態が起こります。
(注1)体内には血管に加えてリンパ管と呼ばれる管が存在し、このリンパ管の中にはリンパ液と呼ばれる液体が流れています。リンパ液は血液中の余分な水分やタンパク質を吸収する役目を持っているため、リンパ液の流れが滞ると主に腕や足にむくみが起こります。その状態をリンパ浮腫といいます。
疲労やストレス
産後はとにかく疲れていて、睡眠不足が続きます。
3時間とおかずに昼夜を問わず泣く赤ちゃん。授乳のたびに起きなければなりません。
赤ちゃんをあやすために立ちっぱなしになることもあれば、授乳のために座りっぱなしになることもあります。
また、産後1か月は家事や仕事は控えなければならないので、運動不足にもなりがちです。
同じ姿勢が続いたり、運動不足になったりすることがむくみに影響します。
むくみ解消の簡単対策♪
自宅でできる簡単なむくみ対策をご紹介します!
横になるときは足の下にクッションを使う
出産後は赤ちゃんのお世話でゆっくりしている暇はありませんが、少し時間ができたら横になってしっかりと身体を休めましょう。
その時に、足の下にクッションや座布団、枕などを入れて足を上げておくとむくみが解消されやすくなります。
足の下にクッションを入れるだけなら疲れていても、眠くても簡単に実行できそうですよね。
マッサージ
足首から膝にかけてふくらはぎを押しながら引き上げていきます。
毎日行うことで、徐々にむくみが解消されます。
しかし、産後は赤ちゃんのお世話で忙しくてマッサージをする時間をほとんどとれないという人も多いかと思います。そういった場合は、家事や育児をしながらふくらはぎのストレッチをするだけでもオススメです。
無理の無い範囲でマッサージの時間が少しでも作れたら試してみてくださいね。
着圧ソックスを使う
マッサージをする時間がない人にオススメなのが、着圧ソックスです。
着圧ソックスは、普通のソックスよりも強い圧力がかかるので、足にたまっている水分や血液を強制的に押し上げてくれます。
履くだけなので、忙しくても無理なく実践できますね。
ただし、着圧ソックスを履いたことで足が冷たい、しびれていると感じる場合は、血流が悪くなっている可能性があるので、すぐに使用をやめるようにしてください。
適度な運動で解消
産後1か月は母子ともに外出は最小限に抑えなければなりませんが、産後1か月を経過するころから徐々に外出ができるようになってきます。
赤ちゃんをベビーカーや抱っこひもに入れて近所を1周する簡単な散歩をするだけでも、運動不足の解消になるのでぜひ試してくださいね。
他にも、家の中ではストレッチや背伸びをして体を伸ばしたり、足首、ひざ、股関節など関節の曲げ伸ばしを意識的に行うようにしてください。
とはいえ、まだまだ身体は本調子ではありませんので、無理のない範囲にしておきましょうね。
塩分の摂り過ぎに注意
産後は赤ちゃんのお世話で大忙しのため、つい自分の食事は後回しにしがちですよね。
気がついたらインスタントラーメンや塩分が多めのおにぎりなど、塩分を取りすぎていることが少なくありません。自分の食事にまで気を回すのは大変ですが、塩分の摂り過ぎには注意しましょう。
ラーメンのスープは飲まない、味噌汁も汁は残すなどのちょっとした工夫で塩分量はカットできます。
また、塩分を排出する働きのある、カリウムを多く含んだ食品を食べるとさらに効果的です。
- バナナ
- わかめ
- ひじき
- ほうれん草
- ブロッコリー
- さつまいも
この中でも、バナナは調理も必要ないので手軽に食べることができ、産後の栄養補給にはぴったりなので、おやつにはスナック菓子のようなお菓子よりもバナナがオススメです。
どれも無理は決してせずに、自分にゆとりがある範囲で試してみましょう。
まとめ
産後のむくみは、出産から5日目にかけて強くなりその後3か月ほどかけて元に戻っていくのが一般的です。産後のむくみ自体はそれほど長期間続くことはないので、ストレスを感じすぎずに穏やかな気持ちで乗り切りましょう。
ご紹介した方法を試してもむくみが解消されない、長い期間続いている、むくみの症状がつらくて我慢できないという場合は、病院を受診してくださいね。
また、当院では産後の骨盤矯正も行っております。
骨盤の歪みを整えたり、マッサージを行うことで全身の流れがよくなり、むくみの解消にも効果的です。
歪みだけでなく、むくみなどのお悩みもぜひご相談下さい(*゜∀゜)♪
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