腰痛でご来院の患者様から「腹筋を鍛えたほうがいいですか?」と質問を受けることがあります。
みなさんも「腰痛になるのは腹筋が弱いから」と聞いたことのある方も多いと思います。
一概に「腹筋を鍛えれば腰痛が治る」とは言えません。
しかし、正しく理解することによって腹筋を鍛えることのよさもありますので、気になる方は最後までご覧下さい。
腹筋を鍛えれば、全ての腰痛がよくなるわけではない
一言に腰痛と言っても、様々な症状の方がいらっしゃいます。
座っていて痛い方、立っていて痛い方、動かして痛い方。体の歪み、神経の圧迫、筋肉の損傷、過緊張、腰椎の骨折、これら様々な症状の方が、同じように腹筋が弱くて痛みが出ているとは限りません。
安静が重要な期間だってありますし、体を動かすことが必要な期間もあります。
症状を理解して、原因を見つけ出し、それに対してアプローチしていくことが、早期回復への近道になります。
腹筋の鍛え方に要注意!!
一般的に腹筋を鍛えると言えば学校の運動能力テストで行われていた「上体起こし」を想像する方が多いのではないでしょうか?
しかし、この「上体起こし」実は「腰を痛めるかもしれない」と言われています。
腰痛研究の権威であるスチュアート・マックギル教授は、「上体起こしで脊椎が圧迫される」という研究を報告。そこでかかる力は、アメリカの労働安全衛生研究所が定めた危険値に達しているという。
要するに、「腰椎椎間板ヘルニアのリスクがある」ということです。
日本でも日本バスケットボール協会が「推奨できないトレーニング方法」として広めています。
鍛える筋肉を知ろう
腹筋にはいくつかの種類があります。
この中で、特に腰痛予防に効果があるとされているのは腹横筋です。
腹横筋の働きは、腹腔の内圧を高め腰椎の安定性を保つことです。これは、コルセットと同じ働きになります。
この腹横筋を鍛えることが出来れば、自分の筋肉でコルセットを巻いている状態に近づくことができます。
腹横筋の鍛え方
- 背臥位で膝を立ててリラックスする。
- 患者は下腹部を意識し「お臍を凹ますように」指示し、ドローインを10秒程度キープしてもらう。
※この時、呼気に合わせると容易となる。
※つまりは、まず吸気に合わせてお腹を膨らませた後に、呼気に合わせて「お臍を凹ますように」腹部を凹ませていく。 - 10秒キープが可能なら、ドローインをキープした状態で、自然な呼吸を繰り返してもらう。
※吸気で腹横筋が脱力し易いため注意する。
最後に…
腰痛予防として腹横筋を鍛えることは、とても効果的なことです。
しかし、腰痛の原因は人によって異なります。
当院では検査、問診に力を入れ、症状の原因追求に自信があります。
腰痛でお悩みの方、お気軽にご相談下さい。
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