前回の投稿で、「体力の向上」というトレーニングの目的に最も効率が良いのが筋トレであり、その理由について3つほどご紹介しました。
まだご覧になっていない方は、前回のブログを見てから今回の記事をお読みください。
今回は、『筋トレ』を推奨する理由の残りの3つを解説していこうと思います。
『体型』を改善する効果が高い|筋トレで体型改善
「筋トレ」は「体型」を改善する効果が高い、という点が推奨する理由の一つです。
「健康のために運動する」というのは、とても素晴らしいことです。
多くの方が「理想とするカッコイイ体・なりたい体」のイメージをお持ちかと思います。運動を行うモチベーションの根底部分に、「運動で理想の体になりたい」という気持ちが少なからずあるはずです。
運動自体が健康に良いのはもちろんですが、その種目を「筋トレ」にすることで「健康に良く」、かつ「体型改善」が期待できます。こうして考えると、「健康的で理想の体型に近づける方法」として、「筋トレ」は効率的ではないですか?
「体型」とは?
体型とは、「ボディライン」「ボディシェイプ」と呼ばれるものです。
体型は、主に体の「体組成」の割合で見た目の印象が変わります。
「体組成」とは、簡単にいうと筋肉量と体脂肪量の割合のことを言います。(正確には「体脂肪」「骨」「それ以外の物」の三要素に分類したものを体組成分といいます。)
基本的には、多くの方が「カッコイイ体・キレイな体になりたい」と思っているはずです。
各々でイメージは異なるとは思いますが、筋肉がほどよくあって、脂肪が少なくメリハリのある体がカッコイイ・キレイな体というイメージなのではないでしょうか。
基本的には、身長・体重が同じであれば、筋肉量が多く、体脂肪が適度な状態がメリハリのある体になります。
そのため、理想の体型を手に入れるには筋肉量を増やすトレーニングをしていく必要があることが多いです。
ですので、運動の選択肢のなかで筋肉を増やすのに最も効率が良いのが「筋トレ」になります。
なぜなら、筋トレは体力要素のなかでも「筋肉」を増やす目的のために行うトレーニングだからですね。
筋肉を増やしたいのに、筋肉を増やすには非効率なランニングやウォーキングを選択しても、思うような体に近づくことは難しくなります。
(補足)体脂肪を減らすのに運動は効率的か?
体脂肪量を減らすことに関しては、運動で減らすという考え方があまり効率的ではありません。
10キロ走ったとして、菓子パン約1〜2個分程度の消費エネルギーしかありません。10キロ走るということ自体が、そもそもかなり大変なので継続的に行うことが困難です。
減量するには「消費エネルギー > 摂取エネルギー」という大原則があります。
減量を効率的に行うには、運動に使える時間があまり取れない方であれば、基本は摂取エネルギー(食事)のコントロール、つまり食習慣の改善を軸にするべきです。
もちろん、有酸素運動や筋トレと組み合わせて行えば体脂肪減もより効率的に進みます。
安全である(傷害発生リスクが低い)|筋トレの安全性
「筋トレ」は皆さんがイメージされるよりも、はるかに安全に行えるトレーニングの一つです。
手軽なイメージのあるランニングの方が、細かなフォームや、積み重なる足への負荷、不確定要素(転んでしまうなど)を考えると傷害リスクが「筋トレ」よりも実は高いのです。その他のスポーツも、体の連動性や柔軟性が落ちている運動不足の方が行うと、高い確率でケガにつながります。
健康のためにトレーニングをしていても、そのトレーニングで怪我をしてしまっては元も子もありません。
その点、「筋トレ」は動き自体がシンプルで、重量や種目のコントロールを初心者から上級者まで幅広く調整できるので、怪我のリスクをできる限り抑えながら体力向上が達成できます。
ただし、筋トレも万能ではありません。間違ったフォームや強度でトレーニングを続けていれば、怪我や故障につながることがあります。
正しく動作をコントロールし、関節に無理な負担のないフォーム、正しい強度を徹底することで、安全に体を鍛えることが出来ます。
なかなか初心者の方が、一人でチェックしながらトレーニングを正しく行うのは難しいので、トレーナーの下で実施するパーソナルトレーニングの大きなメリットといえますね。
競技力・動作・傷害予防の向上
筋トレによる体力の向上によって「競技力・動作・傷害予防の向上」につなげることが出来ます。
スポーツ時に頻繁に行われる「走る・跳ぶ・止まる・切り返す・着地するetc」といった、強度の高い動作は怪我のリスクが非常に高い動作です。
しかし、スポーツをする上で、これらの動作を避けることは不可能です。いかに「怪我をしない走り方・跳び方・着地」を出来るようにするかというのがポイントになってきます。
競技動作でのケガの要因は「フォームが悪い」「その動作を行う体力が備わっていない」「外的要因(相手とぶつかる・転ぶなど)」、この3つが多くの原因となります。
この中で、筋トレは「その動作を行う体力が備わっていない」ケースにおいて役に立ちます。
正しくトレーニングを行い、体力を向上させることでケガをしにくい体に変化させることが出来ます。その結果として、より高いレベルの練習が行えて、技術の習得につながり、競技力のアップに貢献します。
「筋トレ⇒競技力向上」に直結する場合もありますが、正確には『筋トレ⇒体力の向上⇒ケガしにくい⇒高いレベルの練習が出来る⇒技術習得⇒競技力向上』というステップを踏んでいきます。
これらはアスリートにだけのメリットではなく、一般の方にも有益なことです。
怪我をしにくいのはもちろんメリットですが、体力が向上すれば仕事の持久力・集中力が増し、効率的に仕事をこなすことが出来ます。筋トレは仕事力にも、大きな有益をもたらしてくれます。
まとめ
前回の記事と、2回にわたり『筋トレを推奨する理由』を解説してきました。
「筋力さえつけば全てが解決する」というほど単純なものではありませんが、多くの方にメリットがあるということが少しでも伝われば幸いです。
解説の中でもお伝えしましたが、筋力トレーニングは「正しく行う」というのがとても大切です。
SEED GYMでは、「効果的で効率的に、正しい方法のトレーニング」を心がけております。
少し興味が湧いたという方は、ぜひSEED GYMの初回体験で筋トレを体験してみてください。
皆様のトレーニングのはじめの一歩を、全力でお手伝いさせていただきます。
\ この記事を書いた人 /
千 葉
YOKOHAMA SEED 院長/鍼灸マッサージ師/整体師/パーソナルトレーナー/サウナ・スパ健康アドバイザー。治療院・整骨院でのセラピストを経て、横浜市大倉山に総合治療院をOPENして現在9年目。自院で治療家・パーソナルトレーナーとして活動。その他、セミナー講演、アウトドアサウナ施設・ECサイト運営、HP作成、動画作成・編集もしています!サウナとアイスホッケーをこよなく愛する。
横浜・大倉山のパーソナルトレーニングはSEED GYMへ
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