YOKOHAMA SEEDは治療院「横浜SEEDはり灸・マッサージ治療院」とパーソナルトレーニングスペース「SEED GYM」を併設した施設です。
『SEED GYM』は、「トレーニング」を実施する場所です。
この「トレーニング」という言葉は、皆さんも普段から何気なく使っていると思います。
しかし、「トレーニング」という言葉は漠然としていて、意味をはっきりと説明できる人は意外と少ないのではないでしょうか。
「トレーニング」にはどのような意味があって、またどんな効果があり、自分の生活や身体にどのような影響を与えてくれるものなのか。
トレーニングを行ううえで大事な部分になりますので、少し解説していきたいと思います。
「トレーニング」の目的
「トレーニング」は英語の “Train” に “ing” がついた言葉です。
「トレーニング(Training)」の“Train” には「鍛える・訓練する」という意味があります。
そこに”ing”がつくので動名詞となり『鍛えること・訓練すること』というのが、Trainingの言葉としての意味です。
日本では「トレーニング」はトレーニングという言葉そのもので解釈してしまっているケースが多いですが、「練習」の意味合いで使うケースが多いのではないでしょうか。
「鍛える」とは、鍛える対象となるモノの機能を高める(向上する)ということを意味します。
ではトレーニングとは、何を高めるものなのでしょうか?
これは、ずばり「体力」です。
改めて「トレーニング」を正確に表現すると、「トレーニングは体力の向上を目的に身体を鍛えること」ということです。
体力とは
「トレーニング」という言葉と同様に、「体力」という言葉も漠然としいますので正しく意味を理解しておく必要があります。
「体力」とは広義では「骨・腱・靭帯など結合組織の強さ」「身体の免疫力」「行動する意志・意欲」「精神的ストレスへの抵抗力」といったものも含まれます。
ですが、一般的にトレーニングやスポーツの現場や日常生活で使われる「体力」の意味は「筋力・柔軟性・瞬発力・持久力…etc」といった、身体運動に関わる能力(体力要素)としての意味合いで使われます。
日常生活で「体力」というと持久力のイメージがありますが、ここで言う「体力」とは運動機能に関わる様々な要素とイメージしてください。
では、これらの体力要素が向上すると、身体にはどのような変化(効果)があらわれるのでしょうか?
トレーニングの効果→体力向上で期待できる効果
トレーニングを行うことで期待できる代表的なものとして以下のようなものが挙げられます
- 身体能力の向上
- 傷害の予防・改善
- 生活習慣病の予防・改善
- 身体組成(体型)の改善
- メンタル面の改善
上記のトレーニングで期待できる効果は、体力の向上と密接に関係しています。
力が強くなる、速く動ける、高く跳べる、長く動けるようになれば、アスリートの場合は質の高い練習がより多くできるようになったり、怪我をしにくくなり練習を休むことが少なくなります。結果として、競技力UPにつながる可能性は十分にあります。
同様に一般の方も、体力が向上することで疲れを感じにくくなり、仕事が捗るようになったり、アクティブな趣味をより楽しむことができるようになることで生活・人生の質向上が期待できるでしょう。さらに身体組成が改善する(筋肉がつき、脂肪が減る)ことで、病気が予防・改善できたり、かっこいい・キレイなボディラインになる効果も期待できます。
トレーニングは正しく・継続して行えば身体に変化がないということはありません。体の変化を感じたり、結果を出すことで自分に自信が持てるようになればメンタル面にも好影響が生まれるでしょう。
このようなトレーニングによる効果が最終的に『健康(怪我や病気も予防)』『勝利(試合で勝つ・記録向上)』『QOL(生活の質)の向上』『自己肯定感の向上』といったものにつながり、日々の生活や人生がより良いものになっていくと考えています。
- 健康(怪我や病気の予防)
- 勝利(試合で勝つ・記録向上)
- QOL(生活の質)の向上
- 自己肯定感の向上
最後に
解説しました流れを、ものすごぉぉく端折って言うと、皆さんがよく聞くであろう「運動は健康に良い」となるわけです。
いくら「運動は健康に良い」といわれても、漠然としていますので、正しい理解がなければ運動の効果も出にくく、継続しにくいものです。
とても大事な部分なので、回りくどい文章となってしまいました。
トレーニングというのは、基本的に地味でキツイもの。そんなトレーニングを実施する・続けていく上で、「何のためにやっているのか」「トレーニングが自分の目的に具体的にどのように繋がってくるのか」を自分の中で認識しておくことは非常に大事なことです。
『意識性の原則』というトレーニングにおいて、大切な原則があります。今回のお話は、この原則にも通ずるものですが、『意識性の原則』についてはまたの機会に。
\ この記事を書いた人 /
千 葉
YOKOHAMA SEED 院長/鍼灸マッサージ師/整体師/パーソナルトレーナー/サウナ・スパ健康アドバイザー。治療院・整骨院でのセラピストを経て、横浜市大倉山に総合治療院をOPENして現在9年目。自院で治療家・パーソナルトレーナーとして活動。その他、セミナー講演、アウトドアサウナ施設・ECサイト運営、HP作成、動画作成・編集もしています!サウナとアイスホッケーをこよなく愛する。
【編集後記】
今年の箱根駅伝は、機能性スパッツの使用者が増えたようです。機能性タイツユーザーの私としては、なぜ高レベルのランナーたちが機能性スパッツやタイツを使わないのか疑問でした。しかし、駅伝走者での使用者が増えてきたので、もしかしたら厚底スニーカーユーザーばかりになった近年のように、スパッツユーザーが区間記録をバンバン出すようになったら高レベルのランナーたちもこぞって使用するようになるのかな、なんて妄想していた駅伝観戦でした。
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